エクスプレッション

エクスプレッションについて。

言語的に分類して記述する方法をとっています。これからやる人には役立つかなと思います
@thisComp.layer(index-1)
AthisComp.layer("A.jpg")
Btime
C75+random(30)

最初にレイヤー等の指定を行います。
代表的なものを幾つかピックアップします。

@は一つ前のレイヤーを基準に。

Aは指定したレイヤーを基準に。(今回はA.jpg)

Bは時間経過を基準に

Cは75から105までの数値でランダムに・・と言う感じでしょうか? 何も指定しなければ今エクスプレッションをかけているレイヤーと言うことになります。
@position[0]
Arotation
Bthis_comp.width
Cthis_comp.height

次、レイヤー等の何を変えるかですね。

@はX座標を変更です。[1]、[2]がY座標、Z座標となります。
Aは回転を基準にします。
応用として上の物との組み合わせ・・Bはコンポジットの横幅Cはコンポジットの縦幅ですね。
こちらの方はレイヤーのエクスプレッション指定をすると、使い方の判例が出ると思います。
@if (index > 1) {
Ax = thisComp.layer(index-1).position[0];
Bx = x+50;
Cy = position[1];
D[x,y];
E}else{
position;
}

3つ目、if、else

ifはその条件の場合は・・と言った感じでの選択をします。

elseと組になって使われ、条件を満たす場合と満たさない場合の動作を選択させます。
左記の場合は@一番上のレイヤーを除くレイヤーの
A一つ前のX座標に
BX+50されるように配置
CY座標はそのまま
D[X,Y]ポイントで指定
E一番上のレイヤーはそのままの位置で という感じになっています。
if (index > 1) {
x = thisComp.layer(index-1).position[0];
x = x+50;
y = position[1];
[x,y];
}else{
position;
}
それでは実際にやってみます。
ソース名と書いてある所の三角ボタンをクリックして、トランスフォームの三角をクリック、位置に合わせて指定、基本的には最終的にエクスプレッションを指定できるようになるまで開いていきます。

その後、アニメーション→エクスプレッションの追加で、左記の例文を入れてみましょう。

P.S...入れる際の注意、一区切りごとに;マークを入れること。例題の写しでない場合は細かく文節に分けてチェックしていくこと。
KZ143
さて、出来ましたでしょうか?
入れ終わったら、CTRL+Dで大量に増やしてみてください。うまくいくと綺麗に同じレイヤーが等間隔に配置されているはずです。

出来なかった方は、注意等を読み直して入れなおし。

出来た方は位置の移動をします。
KZ143
位置にキーを入れて一番上のレイヤーを(0.240)から(480.240)に移動させます。

そうすると、一番上のレイヤーに合わせて増やしたレイヤーも移動したかと思います。

エクスプレッションは通常の動作を組み合わせることでちょっと複雑なことも出来ますし、応用次第で色々面白いことも出来ますので色々工夫してみてください。
元のページへ INDEXページへ TOPページへ