ワイプU

ワイプU。前回と比べると変なのが多いです。

マルチキャラクターワイプ
風ワイプ
KZ391

一つ目..マルチキャラクターワイプ

最初にキャラクターを用意しておき、黒か白で塗りつぶします。

最初から塗りつぶしておいても、エフェクトかけて塗りつぶしてもかまいません。(今回は輝度%コンストラクションを-100)

その後、0%〜黒か白で画面が埋まるサイズ...までスケ−ルを変化させ、

その画像の下に外枠(元の絵)になるような物を配置します。
(今回は640*480の白マット画像)

CTRL+SHIFT+Cで元絵とキャラクターをプリコンポジット化。

プリコンポジションの下に別画像をおき、
プリコンポジットにエフェクト→キーイング→ルミナンスをかけます。

ルミナンスの暗さもしくは明るさのキーアウトを選択して、しきい値をあげると塗った部分が抜けます。
その後、境界が粗いのでエッジをぼかすで境界をぼかします。

先ほどの黒画像部分が抜けて、キャラクターの形に画像が抜けて行ったように見えればOKですね。
ルミナンス


その2...風ワイプ。

最初に白レイヤーをセットしておきます。

その後、右端側にCC JAWSをかけて、ブラーをかけて薄くします。(今回はガウスで10)

CC Jaws


左端にも同じように CC JAWSをかけ、左→右になる位置に別画像を配置してください。

完成させると、シーン的に高速で白い風のようなものが抜けて行ったように見えます。

CC Jaws
Jaws 値調節


その3...塵になる人。

アニメとかで有るような人が塵になっていくシーンを作ってみようと思います。

キャラクター画像を用意して、レイヤーとしてセットし、2枚に増やします。

増やした後、上の画像にリニアワイプをかけて端から消えるようにします。(0〜100)
リニアワイプ


下画像に参ります。

キャラクターにブロックディゾルブをかけて、変換終了のパラメーターを調節します。(0〜100)

うまくキャラクターが塵になって消えれば成功です。
ブロックディゾルブ


さて、こんなところでしょうか。

3種類のワイピングを紹介してみましたが如何でしょうか。
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